エスノグラフィを利用したイノベーション・ワークショップ
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PARC Forum
PARC主催のイベントとして、2012年11月28日(水)から29日(木)まで、エスノグラフィを利用したイノベーション・ワークショップを東京で行いました。
イノベーションにつながる知見が得られる手法として、エスノグラフィに対して近年世界的に関心が高まっています。しかし、エスノグラフィは、実際に体験しないとなかなか理解が難しい側面があります。そこで、PARCでは、エスノグラフィの基礎を理解し、イノベーションにつなげることができる感触を皆様に体感していただくため、このワークショップを企画いたしました。
イベント:エスノグラフィを利用したイノベーション・ワークショップ
日時:2012年11月28日(水)と29日(木) 両日とも9:30-16:30 (終了しました)
会場:東京都港区 国際文化会館セミナールーム
対象者:製品やサービスの企画者、研究・開発者など。エスノグラフィをあまりご存知でない方、エスノグラフィの初級者が対象です。
プログラムの概要:
28日(水)9:30 – 16:30
午前 エスノグラフィとイノベーション(座学)
午後 エスノグラフィのフィールドワーク実施(演習)
観察結果のデブリーフィング(演習)
29日(木)9:30 – 16:30
午前 分析方法の理解および、分析の実施(座学および演習)
午後 グループ別によるイノベーション・ワークショップ(演習)
プレゼンテーションの実施(演習)
講師:
佐々牧雄(ささ まきお):PARCのUXシニアリサーチャー、工学博士(千葉大学)
ユーザーエクスペリエンス(顧客の体験)、およびユーザーエクスペリエンス・デザインの研究者。情報機器メーカーの工業デザイナー、自動車メーカー系デザイン・マネジメントコンサルタント、ユーザーエクスペリエンスを研究するUXラボ株式会社の設立を経て、現在はPARCにて、エスノグラフィやイノベーションを中心に研究・調査を行っている。 所属団体:日本デザイン学会、日本人間工学会、ヒューマンインターフェース学会
池谷のぞみ(いけや のぞみ):慶応義塾大学文学部の教授、Ph.D(社会学、英国)PARCの客員研究員
エスノグラフィの知見に基づいて知識や情報のマネジメントを考察、仕事での情報共有の仕方やサービスデザインに関わる。組織における業務(医療、IT、情報サービスなど)から、人々の生活まで幅広く研究対象としている。PARCの上級研究員を経て現職。 所属団体: 日本図書館情報学会、日本社会学会、American Sociological Association
その他、数名の研究員がファシリテーターとして参加します。
Presenter(s)