第2回 エスノグラフィを利用したイノベーション・ワークショップ
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PARC Forum
PARC主催のイベントとして、2013年3月4日(月)から5日(火)まで、第2回エスノグラフィを利用したイノベーション・ワークショップを東京で行いました。
パロアルト研究所は、エスノグラフィ(民族誌学)をビジネスに応用したパイオニアです。イノベーションにつながる知見が得られる手法として、エスノグラフィに対して近年世界的に関心が高まっています。一方で、エスノグラフィは、実際に体験しないとなかなか理解が難しい側面があります。そこで、エスノグラフィの基礎を理解し、イノベーションにつなげることができる感触を皆様に体感していただくため、このワークショップを企画しています。なお、PARCが提供するイノベーションサービスにつきましては、こちらのページをご覧ください。
イベント:第2回エスノグラフィを利用したイノベーション・ワークショップ
日時:2013年3月4日(月)〜5日(火)両日とも9:30〜16:30 (終了しました)
会場:東京都港区 国際文化会館セミナールーム
対象者:製品やサービスの企画者、研究者、開発者、デザイナーなど、エスノグラフィをこれから理解したい方を対象としたベーシックなワークショップです。
プログラムの概要:
3月4日(月)
午前 エスノグラフィとイノベーション(座学)
午後 エスノグラフィのフィールドワーク(演習)
観察結果のデブリーフィング(演習)
3月5日(火)
午前 分析方法の理解、および分析の実施(座学および演習)
午後 グループによるイノベーション企画(演習)
プレゼンテーションの実施(演習)
講師:
佐々牧雄(ささ まきお):パロアルト研究所 UXシニアリサーチャー 博士(工学)
ユーザーエクスペリエンス・デザインの研究者。情報機器メーカーの工業デザイナー、デザインコンサルタントを経て、パロアルト研究所にてエスノグラフィを中心に研究・調査を行っている。
伊賀聡一郎(いが そういちろう):パロアルト研究所 研究員 博士 (政策・ メディア)
リコー経済社会研究所研究員を経て現職。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。
池谷のぞみ(いけや のぞみ):パロアルト研究所 客員研究員 Ph.D (社会学、英国) 慶應義塾大学文学部教授
エスノグラフィの知見に基づいて知識や情報のマネジメントを考察、仕事での情報共有の仕方やサービスデザインにも関わる。組織での仕事(医療、IT、情報サービス)から、消費者の営みまで幅広く対象にしてきた。パロアルト研究所の上級研究員を経て現職。
Presenter(s)