PARC特別セミナー・ビッグデータとエスノグラフィ

詳細

日付 Thursday May 21st 2015
時間 14:30 - 17:30
会場

PARC Forum

企業にとっては、新たな顧客の創造とイノベーションの実現が喫緊の課題となっています。既存事業プロセスのコストを大幅に低減しつつ、新たな顧客価値を生み出すことが求められています。

いま、顧客の創造・イノベーションにつながるアプローチとして、「ビッグデータ」と「エスノグラフィ」というデータの分析方法が注目されています。ビッグデータという、これまでにないほどの質・量のデータをリアルタイムに分析することにより、個々の「点」の情報集計に留まらず、コンテクストや背景も含めた「線」の発見が期待できます。一方、エスノグラフィをビジネス応用することにより、製品やサービスの利用者あるいは潜在的な利用者がどのような価値観を持ち、現場での活動を通じてどのように製品やサービスと接しているのか、どのような潜在ニーズがあるのかを理解できます。

 本セミナーでは、イノベーションに向けた2つのアプローチ「ビッグデータ」「エスノグラフィ」双方のビジネス応用について、パロアルト研究所(PARC)のテクノロジー・ノウハウの一端をご紹介します。また、今回は特別にトレジャーデータ株式会社マーケティング担当ディレクターの堀内健后 氏をゲストスピーカーとしてお招きして、ビッグデータ分析を支えるプラットフォーム技術と今後の展望についてもご紹介頂きます。

これらアプローチをどのように企業のイノベーションに向けて活用できるのか、そして融合させていくのかについて、いくつかの研究事例を交えてご説明します。

セミナーの概要

日程 2015年5月21日(木) 14時30分~17時30分(受付開始13時45分) (終了しました)
参加費 5,000円
定員 100名
セミナー内容

PARCにおける分析技術
(トルガ・カートル, PARC)

  • PARCの考えるビッグデータとは
  • PARCの分析技術のケーパビリティ
  • 分析技術を活用した研究事例紹介

IoT時代のビッグデータを支えるプラットフォーム技術
(ゲストスピーカー:堀内健后 氏, トレジャーデータ株式会社)

  • クラウド型のデータマネジメントサービスのご紹介
  • トレジャーデータの活用事例

PARCにおけるエスノグラフィを活用したイノベーション
(佐々牧雄, PARC)

  • エスノグラフィとは
  • エスノグラフィを活用した研究事例紹介
  • エスノグラフィとビッグデータ活用の将来展望
会場 フクラシア東京ステーション5階H会議室 http://www.fukuracia-tokyo.jp
お申し込み

参加のお申し込みは、以下のフォームよりお願いいたします。
お申し込みは、5月18日(月)まで
URL:http://peatix.com/event/85140

お問い合わせ event@parctokyo.com
その他 受付の際には名刺を1枚頂戴しますので、セミナー当日は名刺をご持参ください。

 

 

 

Presenter(s)

Tolga image

トルガ・カートル(Tolga Kurtoglu)
パロアルト研究所(PARC) Vice President, Ph.D.

Vice Presidentおよびシステム・サイエンス・ラボ(SSL)のディレクター。デル社、NASAエイムズ研究センターを経て、現在、パロアルト研究所にてSSLを統括。製品ライフサイクル(PLM)、交通、エネルギーなどの領域におけるIoTやサイバーフィジカルシステムに関わる研究、およびそれら研究の実用化・商業化に関する戦略策定をリードする。

 


Horiuchi image

堀内健后(ほりうち けんご)
トレジャーデータ株式会社 マーケティング担当ディレクター

プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社(現 日本アイ・ビー・エム株式会社)で業務・システム系コンサルティングに従事。2006年、マネックスビーンズホールディングス(現 マネックスグループ株式会社)に入社、顧客向けBtoCのWebサービスの企画・開発のプロジェクトマネージャーとして活躍。2013年2月、トレジャーデータ株式会社に日本事業の立ち上げから参画。



Makio image

佐々牧雄(ささ まきお)
パロアルト研究所(PARC) シニアUXリサーチャ, Ph.D.

ユーザーエクスペリエンス・デザインの研究者。情報機器メーカーの工業デザイナー、自動車メーカー系列のデザインコンサルタントを経て、パロアルト研究所にてエスノグラフィを利用したイノベーションの研究を行っている。

PARCに関する追加情報は以下のリンクをご利用下さい

焦点領域

弊社は、科学と技術の未来であると私たちが捉えている一連の焦点領域を中心として取り組んでいます。

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商業化の機会

弊社では継続的に新技術の開発を行っており、その多くはライセンス契約として利用可能です。

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ニュース

PARCの科学者とスタッフは、科学技術業界の活動的なメンバーであり、貢献者です。

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